【旅の準備編】旅行に向けて選んだバックパックと使用した感想

ウラジオストクからロシア入りして、モスクワ、フィンランドを経てぶらぶらと渡り歩く2か月の旅行を計画。前回は旅行会社を通じてロシア旅行の手配が完了し、無事にロシアビザを取得したところまで記した。今回は旅立ちに向けてバックパックを選んだ経緯とその感想について記録します。

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旅の荷物に頭を悩ませた出発前

旅行に持ち出す荷物の問題はいつも本当に悩ましい。とはいえ今回の旅行は私にとって3度目のバックパック旅行。最初にバックパックで旅をしたのは北海道、三泊四日の「道東でローカル線に乗る旅」である。次に約10日間の「スイス・アルプスの山々で散歩の旅」、そして今回の「シベリア鉄道からイギリスを目指すぶらり旅」。2か月の旅行期間は私にとっては今までで最長。持ち物の準備は、そもそも何を持っていけばいいのやら?という情報収集からだった。

ちなみに「バックパック」と「リュックサック(リュック)」、何が違うのか?ということだけれど、これは単に呼び名の違いであって同じものを指すということで、ここでは両者は同じものとして扱う。バックパックは英語、リュックサックはドイツ語である。

最初に悩んだのはバックパック

長期で旅行している人はどんなリュックを使っているんだろう、とインターネットであれこれ調べてみた。今でも愛用しているノースフェイスの27Lを当時すでに持っていたけれども、荷物が少なかったスイス10日間の旅でも容積はぎりぎり。今回の2か月の旅行ではもう少し大きなものをと思い、すぐに新調を検討した。

ある人は「旅行の日数が長くなるにつれ、リュックは大きなものを」と言う。その人は1か月を超える旅行には50L程のリュックをおすすめしていた。けれど、身長155センチ、やせ型で筋力の衰えも気になるお年頃の私には、とても50Lのリュックなんて持ち歩けない。2キロのお米をスーパーから買って帰るのも億劫なのだ。

スイスでは27Lのノースフェイスを背負って山を歩いていた。それでも連日持ち歩くとなると27Lでも私には結構重かった。こちらのノースフェイス、リュック自体はとても軽量で、かつ背負った時に重みが分散されるよう巧みに設計されており、とても使い勝手のよいものだ。それでも私自身が疲れていれば腰のあたりにぐっと沈む感覚がある。いろいろなことを考えて、35L前後のリュックを購入することにした。

バックパッカーのリュック選びで重視すべきは旅行の日数ではなく、体形と体力にきちんと合っていること。自分に合ったリュックを選び、それに収まるように荷物の量を工夫することがストレスなく旅行をする秘訣ではないか。どうしても荷物を減らすことができない場合は、むしろスーツケースの使用を検討してもいいかもしれない。

選んだバックパックはミレーの30+5L

mymillet

悩んだ末、フランスのアウトドアブランド、Millet(ミレー)の「SAAS FEE(サースフェー)30+5」をアウトドア用品店で購入した。

リュックの口の部分をたたんだり伸ばしたりできる仕様になっていて、たたんで使えば30L、伸せば35Lまで物を収納できる。荷物が少なければコンパクトな30Lの状態で使用すればいいし、物が増えればリュックの布を上に伸ばして35Lまで詰めることができる。女性の肩幅でも使いやすいように設計されており、背負ってみると小柄な私の体形にもしっくりと合ったのが購入の決め手だった。

こちらのミレーでお値段は2万円程度。有名なアウトドアブランドが発売している35L前後のバックパックであれば、相場はだいたいこのくらいのようだ。タウンユースのリュックに比べて少々値段が張るようだが、それは元々登山での使用が想定されているためだ。山では大げさではなく、装備の機能性が登山者の命にかかわる。登山者の安全と快適な登山のために、登山用のリュックには現代技術の粋が詰め込まれているのだ。

初めてノースフェイスを背負った時はあまりに身軽で感動すら覚えた。旅先ではバックパックは身体の一部となる。健康に旅をするためにも機能性の高いバックパックを購入することをおすすめする。

バックパックを使ってみた感想

ただ、こちらのミレーを実際に使ってみた感想としては、うーん、別のリュックも使ってみたいなあ…というもの。ごめんなさい。

●よかったところ

  • 2気室構造でポケットが多く、いろいろなところに収納をわけられる
  • レインカバーつき
  • 背中に触れる部分がメッシュ構造になっており夏も涼しげ
  • 私の肩幅にジャストフィット
  • 30L~35Lと伸縮できるので荷物がコンパクトな時は便利

●ちょっと不便なところ

  • リュック自体の重量が少々重い
  • ポケットが多すぎてどこに何をしまったか忘れる
  • 身長155センチの私にはリュックの全長が中途半端

はい。上で強調している「自分に合ったリュックを」というのは、こちらを使ってみて体形に若干合わなかったことの反省である。「ちょっと不便なところ」について書きたい。

まずリュック自体が同容量の他ブランド品に比べて少々重い。たとえば今ざっとオンライショップを検索した限りでは、ノースフェイスの35Lが重量1,160g。モンベルの女性用35Lが1,230g。対してこちらのミレーは1,470g。この300gないし200gの重量差が私には大きかった気がする。

そしてポケットの数が多すぎる。公式サイトによると、どうやら9か所のポケットがあるらしい。思わぬ部分までポケット状に造られているので、さながら「忍者屋敷」である。旅行中はどこに何をしまったのか、そしてどこにポケットがあるのかさえ忘れてしまい「行方不明品」が続出した。自炊用に途中で購入した調味料やご当地マグネット、全然使うことのなかったロシア語会話帳など…。

購入時、「2気室構造でポケットがあること」は重視していた。「2気室」というのは、バックパック内の空間が2つに仕切られていることを指す。これは旅行では便利な仕様である。縦長のバックパックに物を詰める時は底から物を積み重ねていくことが多いので、空間が2つにわかれていると物の出し入れがしやすい。

ノースフェイスの27Lは1気室構造である上にポケットが少ない点が不便だった。だからポケットは必要ではある。しかしちょっと私には多すぎた。9つのポケットを巧みに使いこなせる人には大変便利なリュックである。おそらくリュック自体が重いのも、ポケットに使われた布面積が大きくその重量がかさんでいるのではないかと推測している。

(公式サイトによれば、このバックパックには「ホイッスル」が取り付けられているらしい。私はまだ見たことがない。いまだ知らぬポケットに入っているのかもしれない)

そしてリュックの全長の話。これは背負っている時ではなくて、地面に降ろした時のこと。ちなみに私の身長に対するリュックの大きさという極めて個人的な使用感であって、製品の仕様に対する文句ではない。

リュックが細長い造りなので、両足の前に立てかける時は倒れないように手で支えるのだけれど、私の身長に対して全長が中途半端で、直立姿勢ではリュックに手が届かない。物を上のほうまで詰めてリュックを35Lの長さに伸ばしていれば蓋のあたりに手をかけられる。しかし30Lに縮めている状態では、蓋の部分に手の平が届かない。天面の布を指でつまめる程度である。電車で揺れる時などは油断するとリュックが倒れてしまう。

27Lのノースフェイスは横幅が広く、手で支えなくとも適当に地面に転がしていればよかったので購入時に全長の問題は考えもしなかった。私の腕がもう少しスラリと長ければよかったんですけれどね。肩幅はぴったりなんですが。

今回購入したバックパックから学んだこと

自分にあったリュックを選ぶ。前述したとおりです。点灯では実際に使用する場面を想像しながら、容量だけで判断するのではなく肩幅や全長も含めて検討することをおすすめする。というわけで今回はバックパックを選んだ経緯とその使用感について記した。次の長期旅行ではバックパックを新調したいな。せめて直立姿勢できちんと手の届くものを。

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