魅惑のロシア料理12選~ロシアに行くならこれ食べろ~

ロシアを旅行するなら、ぜひ堪能したいロシア料理。ロシアの食べ物といえば、ボルシチ、ピロシキ以外に何かあったかしら?とお考えの皆様、ご安心ください。他にもおいしいものがロシアにはたくさんあります。今回はロシアン・グルメをご紹介。ロシア料理は全般に薄味で味覚にも胃腸にも優しく、どこか懐かしい家庭料理の味わいだ。それではいってみよう。

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ボルシチ

言わずと知れたロシア料理の代表格。ウクライナで生まれ、ロシアやポーランド等の東欧諸国に普及した。鮮やかなピンク色はビーツ(砂糖大根)に由来するもの。玉ねぎ、にんじん、キャベツ等の野菜と牛肉をビーツとともに炒め合わせてからじっくり煮込む。スメタナ(サワークリーム)を載せていただくのがロシア流。見た目は華やかだが優しい味わいで、「ボルシチは飲み物」とばかりにぐびぐびいける。

日本でもビーツさえ手に入れば、冷蔵庫にあるお野菜で簡単に作ることができる。ビーツの缶詰や瓶詰がカルディ等の輸入食材店で売られているので、ぜひご家庭でも試してほしい。

ピロシキ

photo by malan10

こちらも有名ですね。ロシアの具材入りパン、ピロシキ。具材に使われるのはソーセージ等の肉類や野菜が多いが、パンに何かが詰められていればそれはピロシキである。ジャムやフルーツの入ったお菓子ピロシキもある。手のひらサイズで売られていることが多いので、色々な味を気軽に試してみよう。

ブリヌイ

photo by PROUn Bolshakov

これは女子の皆さん絶対お好きです。ロシア風クレープ、ブリヌイ。たっぷりのバターで焼いた柔らかいクレープに、好みの具を載せて食べる。ロシアで好まれるサワークリームは、さっぱりとした味わいでブリヌイにもよく合う。おすすめはイクラ載せ。ロシアのイクラは日本のものよりも塩気が強く、濃い目の味付けで、ブリヌイにはもちろんパンの具としてもぴったり。

ウハー

photo by Torrenegra

魚のスープ。使われるのは白身魚が多く、スズキやサワラ、鮭等(鮭は赤いが白身魚である)。その昔、ロシアの農民が釣った魚を地主に内緒で持ち帰り、煮込んでスープにしたのがウハーの始まりだという。やっぱり獲れたての魚で作るのが一番おいしい。

ペリメニ

photo from Пельмени

ロシア料理の中でも、日本人に非常に馴染みのある味つけであると思われる。いわゆるロシア風水餃子で、形は餃子よりも球に近いことが多い。ロシアでスーパーに行くと、大きな袋で大量の冷凍ペリメニが売られている。サワークリームを添えていただく。中華風の水餃子よりもあっさりとした味わい。

シャシリーク

ロシアの肉料理、バーベキュースタイル。長い金属製の串に、豪快に肉の塊を突き刺して焼いたもの。お肉は塩コショウ等で味付けしたワインに漬け込んでから焼かれており、意外にさっぱりといただける。食べ盛りの男子におすすめ。

毛皮のコートを着たニシン

なんだかファンタスティックな名前ですが、サラダのお名前です。ロシア語では「セリョートカ・ポド・シューボイ」。ケーキ状に仕立てたサラダで見た目も華やか。酢漬けにしたニシンを刻み、その上に卵、野菜、そしてビーツを刻んだものを層状に重ねる。ロシアのサラダの中では代表格の一品である。

オリヴィエ・サラダ

photo from Оливье (салат)

じゃがいも、鶏肉、ゆで卵に、たくさんの野菜をサイコロ状に刻んでマヨネーズでまとめたサラダ。ハーブで香りづけされていることが多く、またスメタナが入っていることも。「スタリーチヌィ(首都の意)」と呼ばれることもある。

アクローシュカ

photo by Andreas Lischka

ロシアの夏のドリンク、クヴァスの冷製スープ。刻んだキュウリや玉ねぎ、じゃがいも、ゆで卵、ハムに、ロシアの夏の風物詩、クヴァスを合わせて作る。

アクローシュカはロシア料理の中でも「日本人にはちょっと意外な味」。スープは甘くて酸味があり、ご飯というよりはデザートに近い味。そこへ野菜や卵等の具材を入れるので、意外な取り合わせの仕上がりになっている。ぜひ試してほしい。

クヴァス

photo from Kvass

こちらは食べ物ではなく飲み物ということで番外編。ロシアの夏のドリンクで、上記のアクローシュカはこちらのクヴァスで作るスープである。クヴァス作りではライ麦や麦芽、もしくは黒パンを発酵させる。見た目はコーラにも似ているが、若干のアルコールが含まれているので、念のためお酒の弱い人は注意してほしい。

photo from Kvass

スーパーでも売られているが、ロシアでは夏になるとクヴァス売りが街角に立つ。手軽に購入して試してみよう。その味わいはなかなか独特で、形容しがたい…。好き嫌いがはっきりと分かれるのは確かである。この酸味がいいという人も嫌だという人もいるが、なんというか、「発酵させて作った」というのがなんとなく察せられる味なのである。何はともあれロシアの国民的ドリンクなので一度は飲んでみることをおすすめする。

ニシンの塩漬け

日本では春先に北海道にやって来る他は、あまり目にする機会のないニシン。ロシアではニシンを2、3日塩漬けにしたものを好んで食べる。結構塩気が強くジャンクなお味で、血管の健康状態がちょっと気にかかるくらいにはやみつきになる。おつまみとしてもぴったりだし、パンやサラダと合わせても非常に美味。

ブーズ

photo by Mandy

ロシア連邦は数々の共和国から構成され、ブーズの本場、ブリヤート共和国はそのひとつである。南ではモンゴルと、西ではバイカル湖の東岸と国境を接している。かつてはモンゴルの領地の一部であったが、16世紀になるとロシアに組み込まれた。

こちらのブーズはブリヤート共和国の郷土料理。見た目のとおり、いわゆる「肉まん」。ただし小籠包のように中にはおいしいスープがたっぷりと詰まっているので、ひと口目は熱々のスープをこぼさないように注意。シベリア鉄道はブリヤートの首都ウラン・ウデに停車する。駅の売店でほかほかのブーズを買えることがあるので、タイミングを逃さず探しに行こう。

オームリ

photo by SarahTz

オームリはバイカル湖名物の白身魚。色々な食べ方があるが断然おすすめなのは燻製のオームリ。最もポピュラーな食べ方でもあり、バイカル湖の周辺では燻製オームリが大量に売られている。シベリア鉄道の車内に突然オームリ売りのおばちゃんが現れたり、駅の売店で購入できたりとイルクーツクに近づけば自然とオームリを見かけるようになる。

燻製の魚といえばドライでジャーキーな食べ物かと思いきや、燻製オームリは結構オイリー。そして濃厚なにおいを放っている。かばんに入れたらかばんの中身はすべてオームリのにおいになる。そして非常にうまい。イルクーツクを過ぎるとオームリを見かける頻度は激減する。必ずバイカル湖やイルクーツクの近辺でチャンスを逃さず食べること。

ロシアのファーストフード店「テレモーク」

photo by Peri Scope

こちらはお店のご紹介。物価が日本と同じくらいのロシアで、伝統的なロシア料理を食するために毎回レストランに入っていたら食費が馬鹿にならない。そこでおすすめしたいのが気軽にロシア料理を味わえる「テレモーク」。モスクワやサンクトペテルブルクに数多く店舗のあるメジャーなファーストフード店である。赤いポップな文字の看板が目印。

ブリヌイの専門店だが、ボルシチやアクローシュカ等、様々なロシア料理を提供している。写真はアクローシュカとブリヌイ。リーズナブルで、しかもおいしい。現地の人も多く利用している。お試しあれ。

まずは胃袋をつかまれる国、ロシア

こちらでご紹介したロシア料理は、あくまでほんのひと握りのメジャーな食べ物ばかりである。ロシアの食べ物は日本人の好みに合うので、ロシアで食べ物に困ることはまずないだろう。あれこれ食べ歩いてロシア料理の魅力に取り憑かれたら、きっとまたボルシチをすすりにロシアを訪れたくなる。まずは胃袋をつかまれる国。ロシアは案外そんな国なのである。

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